Colaboでは
中高生世代を中心とする
10代女性を支える活動を行っています。
私たちの想い
私たちは、
すべての少女が 「衣食住」と「関係性」を持ち、
困難を抱える少女が搾取や暴力に行き着かなくて
よい社会を目指して活動しています。
中高生のみなさんへ
家に帰りたくない。
安心して過ごしたり、眠ったりできる場所がない。
今日帰る場所がない。
食べるものがない。
親から暴力をふるわれる。
嫌なことを言われる。
家から出してもらえない。
学校に行かせてもらえない。
友人関係の悩みがある。
金銭トラブルに困っている。
性被害にあった。妊娠した。
パートナーが避妊に協力してくれない。
性売買をやめたい。
高校を中退し、進路に悩んでいる。
など、ひとりで悩んでいませんか?
Colaboにできること
- 話を聞いて、一緒に考え、一緒に行動します。
- 必要に応じて、相談機関や病院、学校などに一緒に行くことができます。
- 一緒にご飯を食べることができます。
- 食品や衣類、学校生活に必要なものを提供することができます。
- お風呂やシャワーを貸し出すことができます。
- 緊急時や、心や体を休めたいとき、仮眠や宿泊することができます。
- 安心して暮らせる場所を確保するために、一緒に行動することができます。
- 勉強を教えてくれる人を紹介したり、勉強する場所を提供することができます。
- 親からの暴力や性被害など、様々な困難を生き抜いてきた女の子たちによる
- サポートグループの活動に参加することができます。
- 利用料・参加費はかかりません。
- 状況によって、相談や活動に参加するための交通費も、負担することができます。
「一緒にご飯を食べよう」その一言から始まります。
困っている人の一番の困りごとは「助けて」と言えないことです。非行や家出をくりかえしていたり、困難を抱えたりしている少年少女の多くは、「自分の問題なんだから、自分でなんとかしなきゃ」「周りを巻き込みたくない」と強い気持ちを持っています。その結果、ひとりではどうにもならない事態にまで発展しているケースもあります。
私たちは、そんな少女にまずは「一緒にご飯を食べよう」「今度ご飯食べにおいでよ」と声をかけています。共に料理をし、食卓を囲み、笑いあい、互いの話をし、関係性をつくっています。
鍋など大勢で食べる料理を食べたことがない、誰かが料理している所を見たことがないという少女もいます。ある時、父親と二人暮らしをする15歳の少女とお好み焼きを食べた時「こんなちゃんとした手料理を食べたのは7年ぶり」と話してくれました。
食事の場は「相談する」ことへのハードルを下げることにもつながります。困ったときに「相談したいです」と申し出ることは、誰にとっても簡単ではないでしょう。そんなとき、女の子たちは「そろそろご飯したいです」と連絡をくれたり、こちらから誘ったりしています。
「大人はわかってくれない」という言葉には、「向き合ってくれる大人がいない」という想いが込められています。必要なのは、特別な支援ではなく、当たり前の日常だと考えています。
私たちは食卓を囲むことを通して、困ったときに、できれば事態が深刻になる前に相談できる関係性、彼女たちがいつでも戻ってこられるホームのひとつとなれればと活動しています。