【ご報告】Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見を行いました。
「Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見」に関するご報告
現在、Colaboと仁藤に対して、SNSやインターネット上での膨大なデマ、誹謗中傷、嫌がらせ等が行われています。実際の活動への実害も生じており、10代女性に対して食事や安心できる空間を提供するバスカフェの活動で使用しているバスが切り付けられたり、シェルターの場所を特定しようとするストーカー行為などの被害を受けています。
先日、Colaboとその代表仁藤夢乃に対するネット上の攻撃に関する弁護団声明を公開しました。
デマや誹謗中傷などの嫌がらせの投稿が膨大になされ、拡散されることによる影響は非常に深刻で、利用者の女性たちが恐怖を感じ、活動の存続が危ぶまれるほどの状況となっているため、この度、提訴することになりました。
本日、これに関する被害実態の報告、被害者の想い、および提訴に関する記者会見を行いました。
会見の様子は以下からYoutubeでご覧いただけます。
私たちColaboは、これからも性暴力や性搾取のない社会に向けて活動を続けます。多くの方に被害の状況を知っていただき、少女と女性の安心安全な空間と関係性を守るために、みなさんにもぜひご協力いただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
2022年11月29日 一般社団法人Colabo
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■記者会見動画
「Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見」
■会見の内容
・訴状の内容
・Colabo及び、仁藤夢乃に対する嫌がらせ・脅迫の詳細と分析
・代理人弁護士及び主催者のコメント
・Colabo利用者の声
・仁藤からのご挨拶
・質疑応答
■配布資料
・Colabo及び仁藤夢乃さんに対する誹謗中傷等について
補足説明(2022年12月1日)
補足説明2(2022年12月3日)
補足説明3(2022年12月7日)
補足説明4(2022年12月9日)
・嫌がらせメール、送りつけ等被害の実態
・2022年11月29日記者会見(文字起こし)
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記者会見についてメディアに掲載されました。
毎日新聞デジタル『ネットの中傷で「活動に危機」 少女支援「コラボ」の仁藤さん提訴』
>弁護団の神原元弁護士は「デマを積み上げて信用を傷つけるサイバーハラスメントで、本質は『女性の権利のために立ち上がった人が気に入らない』という女性差別だ」と批判した。今後、他の投稿についての法的措置も検討しているという。
また、太田啓子弁護士はこれらの動画に対し、高評価をしたり賛同コメントを書き込んだりする人の多さに触れ、「(デマ拡散を)エスカレートさせている側の問題点も指摘していきたい」と話した。
朝日新聞デジタル『女性支援団体Colaboを「誹謗中傷」 投稿繰り返した男性を提訴』
>弁護団によると、男性のアカウントでは7月~11月28日、ツイッターで少なくとも900件、noteで27件、ユーチューブで30件の投稿があった。「Colaboが特定の政党と強く結びついている」「女性たちの医療支援に際し、医療機関からキックバックを受けている」といった事実無根の内容が多数含まれているという。
>29日に都内で会見した仁藤さんは「女の子たちのよりどころとなっていたバスを傷つけられ、私自身の体を傷つけられたような気持ちになった。女性のために声を上げること自体への攻撃で、止めなくてはならない」と訴えた。
東京新聞TOKYO Web『「『貧困ビジネス』と虚偽記述された」少女支援の団体Colaboの仁藤夢乃代表が男性を提訴』
>虐待や性暴力を受けた10代の少女たちを支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」代表の仁藤夢乃さん(32)が29日、インターネット上で「若年女性に生活保護を不正受給させ、無給で仕事をさせる貧困ビジネスをしている」などと虚偽の記述をされ、社会的信頼を傷つけられたなどとして、都内に住む男性を相手取り、慰謝料など計1100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
>29日に都内で記者会見した仁藤さんは「活動を支える少女やスタッフも心に傷を負い、影響が出ている」と話した。支援する神原元弁護士は「記述は典型的な女性差別、ミソジニー(女性蔑視)だ」とした。
神奈川新聞カナロコ『「ネット中傷で活動危機」少女支援団体の仁藤夢乃さん提訴』
>弁護団の神原元弁護士は「荒唐無稽なデマが大量に流れ、不正の雰囲気づくりがされている。サイバーハラスメントで許されない」とし、「女性の権利のため立ち上がった仁藤さんが気に入らないという女性差別が本質。差別を娯楽として楽しめばエスカレートし、ヘイトクライムに行き着く」と指摘した。
今後、弁護団はツイッターにいいねやリツイートをしたアカウントなども追加提訴する予定で、名誉棄損やつきまとい行為などへの刑事告訴も検討する。
BuzzFeed Japan『「少女たちをタコ部屋に…」「生活保護ビジネス」女性支援団体と仁藤夢乃さん、投稿者の男性を提訴』
>仁藤さんは、支援を必要とする女性たちが団体に繋がりにくくなってしまう懸念も訴える。実際に過去にColaboの支援に繋がった女性から、こんな声が寄せられているという。
「『Colaboってあの燃えている団体だ』と思われると、頼ってみようかなという想いよりも、『関わらないでおこう』という想いが勝ってしまうかもしれない」(20代女性)
「デマの中には『Colaboが女の子を搾取している』というものもあるけど、そういう投稿を見て不安になったり、せっかく信頼して安心できる場所ができたのに、そこすら疑うことになってしまうっていうことが全然あると思う」(20代女性)
仁藤さんは「今Twitterなどで私やColaboを調べたら、怖い情報しか出てこない。SOSを出したいと思っている少女たちへの影響が一番大きい」と語った。