【勝訴報告】暇空茜こと水原に名誉棄損で賠償命令
Colaboと代表・仁藤に対して、デマ拡散や誹謗中傷を行っていた「暇空茜(@himasoraakane)」こと水原清晃氏に対し、Colaboが2022年11月29日に提訴した裁判は、7月18日に東京地裁で判決が下り、Colabo・仁藤の全面勝訴となりました。
今回の判決は原告Colaboの主張する事実を全面的に認め、被告の主張を全面的に退けたうえ厳しく断罪する内容となりました。
水原氏の発信はデマであることが東京地裁によって認められ、名誉毀損訴訟においては高額の220万円の損害賠償と投稿の削除が命じられています。
■弁護団声明 暇空茜氏に対する名誉毀損訴訟・地裁判決についての弁護団声明
・判決について神原弁護士より報告
・代表仁藤より報告
・判決について弁護団より説明
・Colabo理事より報告
・応援者よりコメント
Colaboが虐待や性暴力から逃れてきた少女たちを「タコ部屋」に共同で居住させて生活保護を受給させ、1人毎月6万5000円を徴収して利益を得ていると被告は投稿しており、判決は、これらの投稿内容について「いずれも真実であるとは認められないし、被告において(中略)真実であると信じたことについて相当な理由があるとも認められない」と断じています(判決文P.28)。
また、「被告が自らの好む漫画やアニメなどのコンテンツを批判する原告仁藤に対し強い敵意を抱き、原告らを批判する動機がそのような点にあることを自認しているもので(中略)上記活動報告書等の記載をあえて曲解している可能性を否定できない」(判決文P.27)
とあり、私怨から事実を歪曲して投稿を繰り返していることを裁判所が認定したことは大きな意味があるといえます。
私たちが受けた甚大な被害やColaboとつながる少女たちの生命を脅かしたことに対して、また、「Colaboと闘う」という名目で1億6千万円以上のカンパを集めた水原氏に対して、今回の賠償額は少なすぎるというのが率直な想いではありますが、裁判所によって水原氏の加害行為がデマであること、そして、それによる被害を認定されたことには安堵しております。
Colabo叩きが酷い状況だからこそ、共にあろうと行動してくださった皆さんのおかげで、特にこの2年はなんとか踏ん張って活動を続けることができました。
一人一人の力は小さくても、力を寄せ合い連帯することで励まされ、孤独にならず、諦めずに闘い続けることができたと感じています。支え続けてくださり本当にありがとうございます。
本件について被告の水原氏より控訴申立があり、今後も裁判は続きます。また、他にも裁判が10件ほどありますので、まだまだ踏ん張らなければなりません。
どうか引き続きご寄付で支えていただきたいです。これからも応援をよろしくお願いいたします。
■メディア掲載
・朝日新聞『Colaboの名誉を毀損、「暇空茜」名乗る男性に賠償命令』(2024年7月18日)
・神奈川新聞『Colabo名誉毀損、「暇空茜」名乗る男性に賠償命令 東京地裁判決』(2024年7月18日)
・Yahoo!ニュース『「暇空茜」氏敗訴 合計220万円の支払い命令 対Colabo訴訟』(2024年7月18日)
・弁護士JPニュース『賠償額220万円…「Colabo名誉毀損裁判」判決が暗示するネット空間の“深刻な問題”』(2024年7月23日)
■これまでの記者会見の動画も合わせてご覧ください
・Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見(2022年11月29日)
・若年女性支援団体に対する深刻な妨害に対する東京都の対応に関する記者会見(2023年6月1日)