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代表コラム|「【路上で売春】女性逮捕→実名・顔出し報道に物議/“買う側”はなぜ処罰ナシ?|アベプラ」を見て

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この番組は普段から女性蔑視や差別を前提とした発信が多く、信用できませんが、
新宿区議として、性売買の実態を見てきたよだ かれんさん、弁護士の立場から売春防止法の女性差別性と買春処罰を訴える国会議員の藤原のりまささんがコメントしています。

番組が、「性風俗店を選ばぬ事情とは?」なとど問いを立てていること自体が問題です。
性売買が合法化され「産業」化されている日本では、性売買を女性に対する人権侵害だという認識が乏しくこのような考えになるのだと思いますが、「路上ではなく店へ」ということでは搾取の構造は変わりません。それどころか、利益を得るのは業者になってしまいます。

女性たちが性売買に誘導されない社会をつくるべきです。

性売買が女性に対する暴力であるという認識を多くの人に持っていただきたいです。

日本では事実上の合法化されている性風俗も含めて、性売買にどのようにして女性が誘導されるのかや、そこにある搾取の構造、買う側や業者の存在や手口を多くの人に知ってほしいです。

「芸能人だって見せしめに逮捕されることがある」という芸能人の反応には、(芸能人にも人権はあることは当然ですが)芸能人という立場にある者と、権力も社会的な影響力も持たない一般の20歳前後の女性とは全く違うことを透明化していると思いましたが、それだけ自身の持つ権力に自覚のない方々がメディアで知識もないまま発言されることが繰り返しされてきたということだと思いました。

女性に自己責任を押し付けるのではなく、これまでの無理解や偏見を助長してきた責任を自覚した上で、性売買の実態を伝える報道を各社にお願いしたいです。

私も実態を知らせ、多くの人に認識を変えてもらえるように頑張ります。


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