プライバシーポリシー

講演・啓発

少女を取り巻く状況を、理解する

「少女たちの置かれた現状」「性搾取の実態、加害者の手口」「児童福祉の現状」「女性の人権」など、

さまざまな問題、実態について講演やワークショップを行います。

講演内容

大人向け

今、日本で少女たちはどのような状況に置かれているのか、活動の中から見える実態をお話します。

虐待や性暴力被害を生み出す社会的な構造や加害者の存在に目を向け、大人たちの責任を問い、困っている子どもたちがどんな想いでいるのか、背景には何があるのか、私たちには何ができるのか、一緒に考えます。

中高生向け

家族や友人との関係、居場所や進路について、性のこと…色々なことに悩む中高生世代へ、「虐待や性暴力被害」「対等な関係性について」「女性の人権や女性差別について」「貧困問題について」など、幅広くお話ししています。

困ったときに自分を責めたり、あきらめたりしなくて良いように、また、困っている友達に気づいて、手を差し伸べたり、暴力や差別を目にしたときに声をあげられる人になるために、どうしたらいいのか?相手を尊重するとはどういうことか?一緒に考えます。 

これまでの実績

開催数

402

参加者数

52,348

2013年4月〜2025年3月

2024年度実績

学校(生徒・学生向け)

東京純心女子高等学校、明治学院大学ボランティアセンター、明治学院大学

行政・公的機関

独立行政法人国立女性教育会館

民間団体

日本弁護士連合会、世田谷・生活者ネットワーク、一般社団法人反貧困ネットワーク、生活協同組合パルシステム東京、児童養護施設クリスマス・フォレスト、大分県教職員組合、新宿区更生保護女性会、地方政治改革ネット、特定非営利活動法人こうちネットホップ、東葛総合法律事務所、性売買問題解決のための全国連帯、性売買経験当事者ネットワークムンチ、信州ファンドレイジングチーム、一橋大学実行委員会「私たちは『買われた』展」、38国際女性デー神奈川県集会実行委員会

参加者の声

50代女性

現実を知っている方の話には力があると思いました。

女性を買う側を罰しない人達、Colaboの活動を妨害する人達など本当に考えさせられました。自分にも無意識に加担や偏見がなかったか反省。一緒にこの社会を変えていきたいです。

30代女性

話を聞きながら、自分が現在所属先で関わっている子どもの顔が頭をよぎりました。一貫して話されていた、本来公的機関につながれる子たちまでもがとりこぼされてColaboの活動を選んできていること、公的機関の支援がきちんと機能していればより厳しい状況にいる子たちとの関わりに集中できるという点を聞き、今関わっている子どもたちがさらにひどい状況に追い込まれないように自分たちの果たすべき責任を改めて考えました。

40代女性

被害は個人の責任ではなく、社会的・歴史的に再生産されてきた「構造的暴力」であることを再確認しました。
「女性」「子ども」をひとりの人格ある、尊重されるべき存在として認識していない、今の日本の社会制度に、改めて怒りを感じました。
支援者に求められる姿勢と役割については、資格や立場よりも「この人となら安心できる」と思ってもらえる存在であることの大切さを学びました。
メンタルヘルス不調の背景にはしばしば親やパートナーとの不健全な関係があり、さらに女性ゆえに仕事・家事・育児・介護を当然担うべきとされる社会的プレッシャーが重なっています。だからこそ、“本人に寄り添い伴走する姿勢”を軸に、制度や文化の歪みをともに見つめ、少しずつ変えていけたらと思います。

50代女性

少女たちを取り巻く環境が危険に満ちていること、本来なら福祉や教育の場で行われるべき支援がなく、性的搾取に取り込まれていく状況について理解できました。北欧やフランスではできている性売買の禁止が日本ではできていないことについて、一人の大人として社会を変える行動をしていくことの必要性を強く感じました。

50代女性

Colaboの活動が、支援とか、これをやってあげるということではなく、徹底して寄り添い、信頼関係をつくり、何ができるかを自分で考え、行動にうつすこと、共に声を上げていくこと、粘り強く長期にわたって一人ひとりと向き合っていることに本当に学ばされました。
性搾取の実態、構造的な問題は、まだまだ知らないことが多く、知れば知るほど、これまでの無知、見て見ぬふりをしてきたのではないかと思います。あまりにもこどもや少女たちの人権が踏みにじられた社会、行政の申請主義の問題点や支えになれてないこと、課題は本当に多い。共に学び共に変えていきたいと強く思いました。

40代女性

女の子の主体性を大事にすることと、ともに考えて行動することの大切さを学びました。押し付けの支援にならない様、自分の仕事でも生かしたいです。

30代女性

「そんなひどいことが現実におきているのか!」と思いました。Colaboの活動を応援したいです。

青いハンカチとピンクのハンカチを選べない子のお話が印象に残りました。

自分で自分の好きなものや、この色が好きといえること、安心して選べる環境で育つことは、ささいなことに見えますが、その人らしく生きていくことの基本なのだと思いました。

30代女性

社会構造を変える、途方もないことだと圧倒されてしまいそうになりますが、行動を起こし、声を上げることのパワーを知ることができました。

10代 高校生

今日のこの講座を聞くまで、本当に被害にあっている女性がこんなに多くいることを知りませんでした。話を聞いて、とても苦労している人がいてとても大変だと思いました。私は周りを見て困っている人の相談に乗れるような人になりたいと思いました。

10代 高校生

普段平気そうに見えても家に帰りたくないと思っている人が身近にいる可能性があるのだなと初めて知りました。性売買につながってしまっている人は、自分の意志だけでは抜け出せない状況に、大人がしているのだということを知って驚きました。毎日家でゆっくりできるのは当たり前ではないと実感しました。

10代 高校生

警察や大きな企業がポスターで呼びかけをしているけれど、忠告をしている先が、加害者ではなく女の子たち、というところが驚いたし、大人はわかってないなと思いました。私たちを傷つけるのも救うのも大人なので、関わる人間をよく見定めたいです。

10代 高校生

自分と同年代だけど身近ではない話だと思っていたけど、友達にももしかしたら家庭環境に困っている人が居るんじゃないかなと思うようになりました。大人には、子どもたちへの支援を見直して欲しいと思いました。

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