サポートグループ
「Tsubomi」

自分は大人で安定、安心した生活とかできてるかもしれないけど、こういう状況の女の子たちもいることをわかってほしい。体売ることとかも、好きでやってるんじゃないってこともわかってほしい。お金のために、仕方なくやってるっていうこと。ほんとは別の選択肢があれば、やりたくないし、女の子たちを買う男の人たちは、本当に気持ち悪いし、卑怯な人が多い。会ってから、事前に言ってた金額よりめっちゃ安い金額でやろうとしてきたり、結婚してると言ってくる人とかもいるし、見た目普通の人もいる。普通の人が女の子たちを買ってる。だから私はそれで「結局男ってこうなのか」って思って、無理になった。だけど、いい人もいると信じて、そうゆう人が、理解してくれたらいいのかなって思う。

Colaboにつながって、病まなくなった。病むことはあるけど、自分をすごい責め込んだりしてたのがなくなった。親も親戚も、周りの大人から否定される生き方をしていたから、自分も暗くなっていたし、だめだと思い込んでいたけど、自分のことを責めなくなった。
「なんとかなる」と思えるように、ポジティブになった。気にかけてくれる大人がいて、助けてくれると思える。それが幸せだと思う。あのときは大変だったなって、笑い話にできたり、ちょっと客観視できるようになった。精神的には、Colaboと出会う前と全然違う。受け入れてくれる大人がいるって大事だなと思う。
今困っている女の子たちが、辛いことを声に出すのはすごい勇気いるけど、信用できる大人ができればちょっと楽になると思う。

女の子が買われない社会になってほしい。やりたくてやってる人は少ないと思う。家庭環境がよくなかったり、頼れる大人がいない事情がある。女の子を買う人がいなくなってほしい。

Colaboで過ごして、一番の思い出は、誕生日。家ではもちろん誕生日祝ってもらうこともなくって、施設ではあったけど、なんだろう、それもなんか「とりあえず祝っとくか」みたいな感じもあったし。一緒に住んでた子たちもいやいやな感じだったから。楽しい、すごい楽しかった時って本当数回しかなくって。でもColaboでは美味しいご飯も用意してくれるし、ちゃんと祝ってくれるから。嬉しいなって。あとこの前、旅行に人生で初めて行ったけど、それも楽しかった。Colaboで山梨と宮城に。みんなで東京から出るのが、初めてだもん。一人で県外に行ったことはあったけど、大人数というのは無かったから。小学校の林間学校とかはあったけど、中卒で、中学校卒業して以来こういうことももうないのかなって思ってたら、あったから。楽しかったなって思う。