今日、女の壁メンバーの方が来た時に、羅臼岳で起こったヒグマ襲撃事件についての話になりました。あの事件の被害者に対して、ネット上では酷いバッシングが起こっています。デマを根拠にしたものも少なくありませんでした。

また、先日ペルーの山で日本人女性が遭難死して、彼女に対してもバッシングが吹き荒れています。

これまで様々な女性叩き、フェミニスト叩き、Colaboバッシング等を見て来て、デマでも何でもいいからとにかく気に食わない被害者を全力で叩くアンフェたちの動機はミソジニーだろうと頭では理解できました。

ただし、ミソジニー、レイシズム、反オールドメディアとは関係の無い文脈でも、デマでも何でもいいからとにかく自分が気に食わない被害者を全力で叩く人たちがこんなにいるのかというのを最近目の当たりにすることが非常に多く、本当に強い危機感を強めています。

ミソジニーは「火に油を注ぐ」ようなもので、この社会は常に悪意の炎が燃え続けている状態なんだと思います。悪意があまりに膨張する中、政治もどんどんぐちゃぐちゃになっていくことでしょうし、もうこの社会は悪くなる一方なのかもしれません。

でも、逃げる場所は世界中どこにも無いので、改めてレジスタンスとして抗っていこうという気持ちを強く持ちました。（スタッフ Ｈ）