コラム
今年出版した『10代から考える性差別・性暴力 バカなフリして生きるのやめた』の読者の方が書いてくださった感想を拝読しました。
嬉しい感想、ありがとうございます。
痛みを言葉にし、自分ごととして共に考えてくださり、ありがとうございます。こうした気づきや連帯を広げていきたいです。
》現場の実情・Colaboが受ける妨害・法律の不備・無知や無関心さの暴力性・「深刻な女性差別を内面化している人たち」と対峙し、「その度に問題を言葉にし、訓練してきた(P135)」著者の筋力そのものがこの本だ。
いや、筋力をつけるために長い長い時間をかけてきた著者の、長い長い時間こそが。
まとめられるわけがない。
その筋力を通じて私の頭や心の固くなった場所(恐怖や不安や古い価値観で)をぐっぐっともみほぐしていく力が、あえて言うなら本作の要点だろう。力そのものは言葉にできない。あるのは体験だけだ。
もみほぐされるのはめちゃくちゃ痛かった。でも読むべきして手に取った本だった。とにかく読んでほしい。寝ぼけている場合じゃないとわかるから。
私は怒っていいのだと、わかるから。
バカなふりして生きていた自分を、やっと許せるから。














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