4年に一度の世界女性シェルター会議inシドニーに来ています。
女性に対する暴力をなくすための活動する活動家や支援団体、政治家、研究者などが1200人以上集まる会議です。
2019年の会議では議題になかったインセルやミソジニーによる女性支援に対する攻撃が分科会のテーマに複数ありました。
世界的な問題なのでしょう。
ジェンダーに基づく暴力根絶のために繋がり、挑戦し、変革のための連帯を作るための会議です。
乗り越えるためにできることを世界の女性たちと共に考える時間を持ちたいと思います。
今日は素晴らしい出会いに恵まれました!
北欧モデル(女性の脱性売買を支援し、買春を処罰する)発祥の地である
スウェーデン全土の150の女性シェルターをまとめる組織の女性と知り合うことができました。
会議には60カ国から1200人の女性が集まっています。
北欧モデル制定国からも参加者がいるとわかり、今後の連帯と日本での北欧モデル導入に向けて
スウェーデンの女性たちとつながることを目的に今日は活動しました。
プラカードを作って北欧モデル制定国の活動家を探しました。
これまで北欧の女性たちとは直接繋がりがなかったので、とても嬉しいです。
日本における性売買の問題を共有するとともに、北欧モデル制定国の実情を学び、性搾取社会を変えるために連帯したいです。
世界シェルター会議では、性売買合法化のオーストラリアでの開催ということもあってか、
性売買や性搾取の問題への言及が一切ありません。
シドニーの性売買店も複数まわってきました。
日本のようにあからさまに風俗店が街中に存在するようなことはほとんどなく、オフィスやマンションのようなビルの中に多くの店があります。
日本以上にシステマティックに管理されている印象を受けます。
ストリップバーでは、入り口のガードマンから、「世界中から男性が集まり、日本人男性の利用も多い」と聞きました。
アジア系の女性が出勤のために店内に入って行きました。
性売買が合法化された国でも、性売買の現場には移民や貧困のなかにいる女性が多くおり、性売買の問題は格差と差別の問題であることは明らかです。
性売買の現実を共に見つめる仲間との新たな出会いに感謝します。
これから交流を深めてお互いの国も行き来したいと話しています!