活動レポート
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Tsubomi Cafe

#夜の街からvol.82:お酒を片手に性売買女性を眺めて消費する男たち
報告動画 10/29 https://youtu.be/usPJTiPIQiM
この日も性売買のために路上に女性が立っているエリアに、多くの男性たちが集まっていました。
目についたのは、性売買女性を眺めてニヤニヤしながらお酒飲んで楽しむ男たちの姿です。
少女や女性たちを直接買春しなくても、そのように眺めて値踏みをしたり、買春男性とホテルに行く様子を見て楽しむ、そういう形の消費の仕方をしている男たちが目立ちました。
この日は月末で「締め日」が近いことから、ホストやメンズコンカフェなどの男に貢つぐように、グルーミングや支配されている女性たちが、必死にお金を得ようと路上に立っていました。
ホストやメンズコンカフェ業者を含めた女性を搾取する業者と、性売買業者、そして、彼女たちを買いに来る男たちを罰し、女性を売り買いすることで得られる利益と需要を断つことが必要です。
この日のバスカフェは、20人以上が利用しました。
虐待を理由に数年前に家を出て、男の人の家やホテル、ネットカフェなどを転々としながら暮らしている女性が、生活を変えたいと話していました。
他にも、「彼氏」に言われて「俺の今日泊まるホテル代を稼いでこい」と言われて性売買させられている少女たちと今後について話をしました。
トー横には、性売買で傷ついた少女たちに、性行為をする代わりに、睡眠薬や精神安定剤を渡して、少女たちを薬に依存させ、コントロールして売春させて、お金を上納させることも常習的に行われています。
12歳など、小学6年生ぐらいの年齢からの性売買は20年前から続いています。
少女たちはがすぐに生活を変えたいと思えないことも多くありますが、
それは、今までに児童相談所や警察などで不適切な対応を繰り返された経験から「大人を信用できない」と思っているからです。
しかし、彼女たちも「ずっとこのままでいい」と思っているわけではありません、「しかたない」「他に手段がない」と思わされているのです。
そのため、私たちはまず彼女たちと出会い、これからのことを一緒に考えていける関係を作りたいと活動しています。
すぐどうにかなるわけではないことが、すごく多いです。
この日も、3年ほど前から関わっている女性が顔を出しました。
高校生の時からずっと、暴力や支配のある家を出たいと言っていて、何度もトライしたものの、なかなか難しく、しかしようやく支配から抜け出せることになりました。
暴力のある環境から一旦抜け出しても、また加害者のもとに戻ってしまうことはトラウマの反応としてよくあることです。
加害者がいない生活になった時、自分が何を基準にして生きていけばいいのか分からなくなったり、自分が空っぽになったような気がして戻ってしまうことは
トラウマの反応として、大人であっても起きることです。
だからこそ、どんな妨害があってもバスカフェの活動を継続し、
同じ場所に同じ人たちがいつもいることで、何かあった時に思い浮かぶ顔になれるといいなと思って活動しています。
これから、今日出会った子たちとも、数年単位の付き合いをしていければいいなと思っています。
バスカフェの活動は皆さんからのご寄付で活動を続けることができています。
実は、今年は去年と比べて、4月から今までの時点で1000万円ほど、寄付金が少ない状況となっています。
活動を続けていくために、多くの方に支援をしていただきたく、お願いいたします。
■ご支援のお願い
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◇女性人権センター建設プロジェクト
https://congrant.com/project/colabo/17660














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