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裁判報告

神奈川新聞に掲載『 川崎市議に二審も賠償命令』

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2026年8月27日、東京高裁は自民党の浅野文直・川崎市議に対し、Colaboへの誹謗中傷やデマ拡散を認定し、損害賠償と該当動画の削除を命じる判決を下しました。

こちらの件について、8月28日の神奈川新聞で報じられました。

公金を不正受給したというデマがインターネットに拡散され名誉を傷つけられたとして、虐待や性搾取に苦しむ若年女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」が330万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。門田友昌裁判長は、浅野氏の発言の違法性を認め22万円の損害賠償を命じた一審東京地裁判決を維持、賠償を命じたほか、新たに一部動画の削除を命じた。

被害にそぐわない賠償額などを不服として控訴していたコラボ側の仁藤夢乃代表は「賠償額が上がらなかったのは残念だが、デマと違法行為を高裁も認め、動画の削除を命じたことは本当に良かった」と話した。

川崎市議に二審も賠償命令(神奈川新聞)

▼川崎市議・浅野文直氏に二審も賠償命令 デマでコラボの名誉を傷つける(神奈川新聞)

今回の控訴審判決では、Colabo側の控訴が一部認められ、一審判決のうち動画の削除を認めなかった部分が変更されました。一審判決で浅野市議の違法行為が認められていた発言について、該当する動画部分の削除が命じられました。

動画が残り続ければ、数年後、10年後であっても、新たにその動画を見た人にデマが事実であるかのように受け取られる可能性があります。事実ではない発言によって他者の名誉を毀損したことが認められているにもかかわらず、その発信がインターネット上に残され、デマが拡散され続けることを許すべきではありません。

今回、裁判所が削除を命じ、違法な名誉毀損行為をそのまま野放しにしてよいわけではないことを明確にしたことは重要です。現職の議員が行った発信について、裁判所から削除を命じられたという事実を、浅野市議は重く受け止めるべきです。

浅野市議は2023年の川崎市議会議員選挙で、街宣車やタスキ、ポスターなどに「Colabo疑惑追及」と掲げて選挙運動を行い、当選しました。Colaboへのデマが、票や支持を集めるために利用されたのです。さらに「Colabo疑惑追及」のために国政に挑戦するとも動画で宣伝しました。

現職議員が「疑惑」として発信したことでデマに信ぴょう性が与えられ、それに影響された無数の人々がColaboへの誹謗中傷や活動妨害に加わりました。Colaboは殺害予告を受け、活動場所に妨害者が押しかけ、少女たちへの支援活動そのものを妨害されてきました。

こうした現実の被害に対して22万円という賠償額はあまりにも低く、被害の深刻さに対する裁判所の認識は、依然として不十分だと考えています。

本件について、詳しくはこちらをご覧ください。
【控訴審勝訴判決】自民党・川崎市議の浅野文直による誹謗中傷とデマ拡散について、賠償と削除を命じる判決

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