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夜の街から|vol.90 吉本芸人による違法のホスト斡旋が継続(2026年2月11日)

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この日は強風と寒さの中でも多くの少女や女性たちとつながることができました。
生活が困窮し、性売買の業者にスカウトされて面接に行こうかと思っていたところで、出会い、バスカフェに来て今後について一緒に考えることができたケースもありました。

DV男や、おじさんと生活のために同居している少女たちも利用しました。

この日も街には買春者はすごくたくさん出ており、警察によるパトロールが、路上にいる女性たちに対して行われていました。一方、買春者は多数存在しています。
警察の対応が女性に対する圧力に偏り、需要を断つための対策がなされていないことが問題です。

他にも、以下について報告しています。

1. スカウト・斡旋の違法行為と警察の対応
- 吉本芸人を名乗る人物によるホスト斡旋の継続
 以前、記者会見でも手口を公表した「吉本芸人を名乗る」人物が、歌舞伎町のゴジラ前や新宿駅前で若年女性へのホストへの斡旋のための声かけを継続していました。

記者会見の様子 https://colabo-official.net/info/news/20251226.html

- 警察の「マーク」発言にも関わらず未だ逮捕に至らず
  以前、警察は「次は捕まえる」と発言していましたが、実際は野放しになっています。

2. 法制度と政策への懸念・提案 
-買春処罰の検討の中身への強い懸念
 高市首相が買春処罰の検討会設置を表明しましたが、売春防止法を温存したまま「両成敗」的に売る側・買う側双方を処罰対象にする誤った改正がなされることを危惧しています。現行法の発想が人権擁護ではなく風紀維持であることを問題視し、Colaboは声を上げています。

- 世界標準に沿った被害者不処罰と包括支援への転換
  権力構造上、買う側が優位で、売る側は搾取される被害者であるという国際基準を採用し、売る側の非処罰化と生活・就労・住居・対人関係・借金問題等の包括支援を充実させるべきです。女性を性売買に追いやる社会構造を変え、全ての人が体を売る以外の選択肢を持てる社会を目指すべきだと考えています。

3. 支援活動の質と関係構築の重要性
- 「声かけ数」を成果化する傾向への批判
 声かけは路上で出会う女性たちとの関係構築のきっかけに過ぎず、支援は当事者の複雑な背景(家・親子関係・職場のグルーミング・借金等)に伴走し、生活を変えたいと思えた時に共に動ける関係性を育むことが核心ですが、そうした関わりの重要性が若年女性支援団体にも認識されていません。

- 熱心な斡旋業者の多数と「関わる大人」の不足
  毎晩、新宿歌舞伎町には、百人単位でスカウトが出て、若年女性への声掛けや関係づくりを積極的に行っています。一方で、支援団体はこのように手間と時間をかけて関係性を築こうとする大人が不足しています。政府はこの現状を認識し、加害をしない・させない根本対策を講じるべきです。

4. 政治状況と市民活動の継続
-人権派の落選がもたらす厳しい時代への見通し
   前回の衆議院選挙結果として、草の根運動に理解があり、現場に足を運ぶ人権派が軒並み落選してしまいました。
- 諦めず声を上げ活動を続ける決意と支援呼びかけ
  しかし、こんな時だからこそ、人権を大事にする人々が力を合わせて声を上げ続けることが大切です。

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