活動レポート
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国際連帯

フィリピン・ミンダナオ島のジェネラル・サントスにある被災地域からの報告です。
Colaboでは毎年夏にフィリピンを訪れ、現地の女性人権団体と連携して活動しています。今年は、地震で被災した地域で現地の女性たちと一緒に、避難生活を送っている約400世帯の女性と子どもたちに食料や衛生用品などを届けました。
地震によって家や建物が壊れ、地域の子どもたちが学んでいた場所も被害を受けていました。まだ余震が続いています。
▼報告記事
https://yumenonito.theletter.jp/posts/c80478ae-5097-4784-9bbe-42cb4ca43b2a
▼同時に熊本の被災地でも活動しました
https://yumenonito.theletter.jp/posts/5676761b-afb8-4b93-8e24-fe49204c95c1
▼去年のフィリピンでのコミュニティ支援の様子
https://yumenonito.theletter.jp/posts/c80478ae-5097-4784-9bbe-42cb4ca43b2a
災害が起きたとき、より困難な状況に置かれるのは、もともと社会の中で弱い立場に置かれていた人たちです。
女性や子ども、マイノリティの人たちがさらに生活に困り、暴力や搾取の被害にも遭いやすくなることは、日本でもフィリピンでも変わりません。
今回一緒に活動したムスリムの女性たち自身も、迫害によってもともと暮らしていた場所を追われ、避難民となった経験があります。
今も決して生活に余裕があるわけではありません。それでも、地震のあと「食べられていない人たちがいるから」と、被災した人たちを支えようと活動しています。
みなさんからいただいたご寄付を活用して、私たちは日本円で20万円ほどの支援物資を購入しました。食料やサンドイッチ、生理用品、歯ブラシ、シャンプー、サンダルなどです。
地震の影響で閉まっている店もあり、大きなモールは余震の危険もあるため利用できず、必要なものを揃えるだけでも簡単ではありません。
子どもたちには、お菓子やラーメン、スナックなども届けました。
「缶詰など、もっと栄養のあるものを届けた方がいいのでは」という声もありましたが、一緒に活動した現地の女性はこう話していました。
「子どもたちは地震の影響でトラウマを抱えている。政府からはお米や缶詰などの支援があるけれど、子どもたちは『また缶詰か』となってしまう。だから私たちは、子どもたちが少しでも楽しい時間を過ごせるように、お菓子などを持っていくようにしている」
これは、Colaboが普段の活動でも、国内の被災地支援でも大切にしていることと同じです。
必要なものを渡すだけではなく、大変な状況にあるときだからこそ、自分で好きなものを選んだり、おいしいものを食べたり、誰かと話したり笑ったりできる時間をつくること。
私たちが物品を持っていくと、女性や子どもたちが集まり、好きなものを選んだり、一緒に食べたりして、賑やかな時間になります。
私たちができることは、現地で必要とされていることに比べれば本当にわずかです。
それでも、誰かが自分たちのことを気にかけていると感じられることや、困難な状況の中でも楽しい時間を過ごせることは、とても大切だと思っています。
能登や熊本の被災地、歌舞伎町での活動でも、私たちは同じことを大切にしてきました。
遠く離れたフィリピンで、同じような思いを持って活動している女性たちと出会うことは、Colaboとつながる女性や少女たちにも力を与えています。
そういう関わりを、日本でも、国際連帯のなかでも大切にしていきたいと思っています。
今回の被災地支援も、皆さんからのご寄付によって行いました。
1000円、2000円でも、現地では食料や生活用品を届ける大きな力になります。
少額からでも、この活動を一緒に支えていただけたら嬉しいです。
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